冬の鎌倉 (一日目)
宿が取れたので、鎌倉へ小旅行することにした。
今のうちに出掛けておきたいというのがひとつと、友人がおすすめしていたお粥屋さんに行ってみたかったのがもうひとつ。
今回は電車の旅にした。いかんせん渋滞のメッカである。駐車場を見つけるのも大変だしお金もかかる。運動するよう言われているので、歩くのにはちょうどよかろうというわけだ。
11:30に予約したgarden houseへ。
鎌倉駅から徒歩5分も歩かない。入り口がその名の通り「庭」といった感じで、大仰な看板もないため、初めて来た時は「ほんとにここかな?!」と思ったほど。
夫はこの庭を気に入って写真を撮っていた。
テラス席でも寒くないという口コミを見たので、今回はテラスを予約した。(暖房もついていて、暑いくらいだった)
夫は本日のハンバーガー、わたしは穴子とベシャメルソースのパイ、そして前菜3種盛りを。
わたしは血糖値を測っているので、シェアしつつ半分以上夫に食べてもらった。が、この二週間で最大の血糖値を叩き出した…この後、病院に行くまで憂うつな気分を生み出したオシャレ料理だったが、美味しくいただいた。
13:00からは、夫の希望で溶接体験へ。
garden houseからは徒歩10分程度の場所にあるフェニーズというところ。
1時間半ほどかけて、表札が完成した。わたしはワンポイントの犬の下絵を描いたただけで、写真撮影したり血糖値を測ったりしていた。
無心庵という甘味処で、夫はあんみつ、わたしは田舎御膳というこしあんのお汁粉をいただく。割と暖かい日だったので、もっと寒かったら格別においしかっただろうと思いつつ、添えられたきゃらぶきが滅法美味でぱくぱくと食べてしまった。
たまたま待ち時間なく通してもらえたけど、人気店なので後から来た人は待っていたりもしたが、どの食事もすぐに供されるので回転は早かった。
一度宿にチェックインしてから、歩いて長谷寺へ。
もうこの頃には日が暮れそうになっていたため、拝観料を払って中に入ったらいくらもしないうちにライトアップの点灯が始まった。
冬季限定で拝観時間を延長しているため、たくさんの人が訪れ、その多くはカメラをパシャパシャ。警備員さんも出動して混乱のないようにつとめていた。
帰りがけ、行きたかった手紙舎の鎌倉店へ。
閉店間際にも関わらず、笑顔で対応していただいた。admiさんのマスキングテープを購入。
宿に戻って夕食をとり、早めに就寝。
明朝はいよいよ、お粥なのだ。