随に

まにまに

4カ月健診

早いものでもう子が産まれてきてから4カ月が経った。

書き留めておきたいことは山ほどあるが、毎日子の相手をしているだけで夜になってしまう。

とにかく、始終一緒にいられる今がかけがえのない時間だということは確実で、なるべく子と対面してコミュニケーションしたいので、こうやって記す時間もなかなか確保できず。

 

先日、初めて市の集団検診なるものに参加してきた。

0歳児を連れての外出は容易ではなく(所構わずぐずる、泣く、授乳とおむつ替え必須、長時間の外出に耐えられる体力がまだ無い等)、ましてやこの恐ろしいほどの炎天下に体温調節機能が未熟な赤ちゃんを連れ出すのは気を遣うし勇気が要る。さらに、混雑必至と噂されている健診にどれだけ時間がかかるのか読めないので、一週間くらい前から緊張していた。

受付時間よりも早めに行った方がいいと聞いたが、早く家を出すぎてもいたずらに外出時間が長引いて子に負担がかかる。遅く行けば受付順が後になり時間がかかる。悩ましい。

結局、受付時間の5〜10分前に到着したが、すでに整理番号が10番。みなさん、がんばっていらっしゃる。

 

最初の保健師さんの話でも「暑い中、小さな赤ちゃんを連れてこの会場に来るだけで、大変だったと思います」と労いの言葉。

市の保健師さん、助産師さん、栄養士さんや職員の方々には、妊娠して母子手帳を交付してもらうところから今日まで、大変お世話になっている。

会場では顔見知りの保健師さんや助産師さんがいて、顔を見たら「あら、○○ちゃん!」と子の名前を呼んでくれたり、わたしのことを覚えてくれている方もいて、この地に頼る血縁も無い中で心強いなと改めて感じた。

 

ひと通りの健診を終え、子は問題なく成長しており、胸をなで下ろす。

予防接種もちゃんと受けて、体重も頻繁に測っていたので、母子手帳を見た小児科の先生によくやっていますねと言われて、無我夢中で子のお世話をしているだけだったわたしが認められた気がして、うれしかった。

子も、健診のためにおむつ一丁になると、手足をばたばたと動かして、とても元気でにこにこしていた。

 

これから世のお母さんが苦労するという離乳食が始まるが、栄養士さんが「母乳やミルクしか飲んでいない赤ちゃんが、全く違うものを初めて口に入れて違和感を覚えるのは当然。母乳・ミルクで栄養は足りているので、最初は食べなくても大丈夫」と言っていたので、心が少し軽くなった。気負わずに取り掛かりたい。